林道が想像以上に楽しめたので、心置きなく宿へ向かった。
西伊豆の民宿ならではの豪華海鮮料理に舌鼓!
満足度はすでに100%に達していたが、1日目の林道が楽しくて心に火が付いた。
残りの林道もアタックすることに決めたのだ!
本日の宿は林道から少し離れているが、前回泊まって感激した『雲見温泉』の民宿だ。同じ宿だと面白みがないので、同じように評判の高い『浜道楽』を選んだ。
スタンダードな部屋だったが、オーシャンビューで開放感がある。温泉は民宿にしては珍しく、内風呂と露天風呂が備わっており、施設は申し分なし。館内はとても明るい雰囲気に包まれていて、スタッフの笑顔と元気の良い対応がとても気持ち良い。とても居心地が良いのだ。
そして楽しみの海鮮料理は…もう言うことなし! 時期的に伊勢エビはなかったけど、アワビの踊り焼(別注)、豪華な舟盛り、クルマエビの焼き物、豊富な小鉢料理、もずくの雑炊などなど、ボリューム満点。どれも新鮮で、文句なしに美味い!
温泉は内湯と露天風呂が備わっていて、24時間入浴可能。無色透明だが、海水のようにしょっぱくて、芯から体が温まる。とても気持ちの良い温泉だ。何度来ても西伊豆の民宿は感動するな〜。
さて、いきなり2本連続で通行止めをくらい、一時はどうなることかと不安になったが、未走行だった林道は期待以上に楽しめた。実は1本目から2本目に向かう途中、道路脇からすぐに伸びている林道があったので、取りあえず入ってみたところ…。
すぐに行き止まりとなったが、勾配がきつくて凸凹も強烈なのだ! 深い溝を越える時、フロントバンパーがヤバそうだったので、撮影がてらYカメにチェックしてっもらうことにしたところ…。
Yカメ:とりあえずゆっくり来て。
筆者:らじゃ!
路面がヌタヌタのため、あと一歩のところで越えられない。
Yカメ:勢いをつけないと無理だな〜。
筆者:バンパーは大丈夫か?
Yカメ:ぎりぎりセーフ! 土が軟らかいし、ぶつけても凹むようなことなはいよ。
筆者:その言葉を信じたぞ!
1メートルほど下がり、勢い良くアタック!
Yカメ:惜しい、あとほんの少し!
筆者:次はイケると思う。
バックするや
Yカメ:あ〜、ストップ! ストップ!!
筆者:んっ? どうした?
Yカメ:ナンバープレートが曲がった(笑)。
筆者:バンパーが無事ならイイよ。てか、河野さんは「ボディをぶつけても気にしないで下さい。だからといって、ワザとは止めてくださいね(笑)」と言ってくれているから、全く問題なし!
取りあえず、応急処置でナンバープレートを直し、再度チャレンジしたのであった。その林道で俄然やる気満々となったので、二日目は観光して帰宅する予定だったが、西伊豆町にある『大久須林道』を走ることにした。
この『大久須林道』も期待以上! ピストン林道で、現在はほとんど使われていないのだろう、入り口付近から「もしかして廃道になってる?」と感じさせるほど荒涼としているのだ。
先を進むと雑草など草木が伸びまくり、落石や路面の崩れもそのままの状態。さらに進むと路面一面が苔に覆われ、緑色になっているではないか! 倒木で完全に塞がれている場所があったが、何とか乗り越えてさらに進むと、もはや路面がよく分からない。まるでジャングルのような雰囲気なのだ。いや~、この林道も楽しい!
ビギナーの単独行はオススメできないが、冒険以上のスリリングな気分を味わえるハズ。伊豆には他にも知らない林道がありそうなので、またいつの日か走りに来よ~っと!