エンジンから出た排気ガスを、車体後方に導いて排出するのが「マフラー」です。バイクのマフラーもさることながら、クルマでも替えたくなるパーツです。交換によるメリットで一番大きなのは、やはり愛車のイメージアップ。マフラーは、車体後部にわずかに見えているに過ぎませんが、リアビューがグッと引き締まり、レーシーに見えます。
アフターパーツのマフラーには、いくつかタイプがあります。JB64は3気筒、JB74は4気筒ですが、エンジンから出ている3本のエキゾーストマニホールドが1本にまとまり、そこからマフラーのセンターパイプを経て、サイレンサーを介して後方に出ているのがノーマルの状態です。ノーマルマフラーは非常に目立たないように設計されており、それだけにつまらないと言えます。
アフターパーツの場合、サイレンサー部分、つまりマフラーエンドが1本のものと、2本のもの、そして稀ですが4本のものがあります。レーシングマシンと違って、多くのマフラーはノーマルエンジンに適合するように造られているので、この違いはほぼ見た目だけと言ってもいいと思います。
またサイレンサーが見えるようにパイプを取り回しているものもあれば、斜めを向いているもの、ノーマルと同じ様に真っ直ぐ後ろに向いているものもあります。これも、見た目に大きな違いを与えるための差違と言えます。