2013年10月に静岡県磐田市の特設会場にてJCJ日本ジムニークラブの第30回ジムニーカーニバルが開催されました。
その2日目にはメインイベントの2時間耐久レースが開催、TEAM APIOからは尾上茂/JA12、河野仁&唐橋選手/JB23、堀井選手/JA11の3台がエントリー。
耐久レースに出場したのは実に2006年の8月に開催された野沢8時間耐久レース以来です。
5人で参加してなんと練習もなくぶっつけ本番でしたがこの8耐ジムニークラスでは優賞しました。
今回のJCJジムニーカーニバルでの耐久レースメンバーはこの時もメンバーだったJCJ神奈川の焼き鳥にーちゃんこと唐橋選手。
共通なのはこの8時間耐久レースでの優勝メンバーだったこと。
さらにAB型。しかも頭がおおきくお互いにヘルメットがデカイ。
おなかもデカイ。
text:河野 仁(アピログより)
今回は私が乗ったマシンなんと昨年までラリーモンゴリアで使用されていたラリーマシン。当初はバケットシートが装着されていたのですが、おなかまわりがきつそうな2人を心配した尾上が、わるいことはいわないから普通のシートの方がいいのではないか?との配慮からレカロのSRへ。
土曜日の予選は13番手でクラスとしてはまずまずな感じい〜。
そして日曜日は朝9時のレーススタート予定。
スタートは少し延びて実際には9時20分頃にローリングスタート。
夜のうちにも相当な雨が降ったのかすでに各コーナーはレースというよりもキャメルトロフィーな泥。
走り出し直後からすでに壊滅的な蛇行w
フロントがどこにいくのか。ドライコンディションならばかなり効果的だったはずのこの磐田特設コースも雨で泥と化した路面にATタイヤ(オールテレイン)ではタイヤが空転するか、加速がついたかと思えばフロントから思わぬ方向へ流れるか?
しかも今回のレース。
うっかりコースポール(支柱)に接触するとマイナス1周のペナルティ。
イカン!そっちに行ってはイカン!と思っても接触。
そうこうしながらもあっという間に1時間経過でこの頃から続々と横転車両で赤旗。
アピオサスペンションが優れているおかげでタイヤはズルズルのミスチョイスでしたが、脚回りは素晴らしく実にコーナーも安定した走りで第2ドライバーの唐橋選手にバトンタッチ。
後半はさらに雨と泥でより深くなったコースをズルズルな感じでコントロールしながら残りもあとわずか。
だんだん速度もあがってきて乗れてきたかと思いきやスケートリンクのようにコーステープをブチ切りさらにポールを倒しつつ豪快なステアリングで、2時間を完走。
いやあ久しぶりのジムニーレース。
路面環境には恵まれなかったのですがひさしぶりに楽しい充実感でした。
今年もあっという間に30数台のエントリー締め切り台数に達したそうなので今から来年ぜひ興味のある方はエントリーしてください。
来年は気合いをいれてリベンジに望みます。
レース終了後に表彰発表!
我らがTEAM APIOラリードライバー尾上茂、JA12を駆りJB23と同じクラスながらなんとクラス優勝!
安定した走りとコーナーでは原則し、ストレートになってからの加速というメリハリのあるドライビングで見事でした。