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16.07.09

【Vol.43-1】ジムニーで行く林道旅~新潟県・十日町周辺の林道~

前回の支線巡りで『地図に載っていない林道を探して走る』ことを再認識。
そこで今回も『走ったことのないマイナーな林道』を旅することにした。
その条件でYカメが立てたプランは『新潟県十日町周辺の林道巡り』。
思い切りハズすかも知れないが、とにかくチャレンジあるのみだ!

Yカメから予想外の提案

とある支線にて。高い針葉樹に覆われていて、昼間にも関わらず薄暗い中を走る。一般的な日本の林道だ。

筆者が林道を走るようになったのは25年前のこと。フルモデルチェンジされたばかりパジェロでオフロードが走りたくなり、距離のあるダートを探しまくった。当時は林道に関するムックが何冊も出版されていたのだが、『林道ツーリング』という遊びが流行っていることを知らなかったので、雑誌の存在も気が付かなかった。だから普通の地図を見ながら大きな山を目指して行き、そこで林道を探しては走り回っていたのだ。

今はインターネットで調べれば、全国各地の林道情報が入手できる。その点において当時は確かに不便だったが、まだまだたくさんの走れる林道が残されていたので、ダートを走る事に関しては断然良い環境だったと言える。舗装されていない林道を走ることだけでなく、林道を見つけること自体も楽しんでいたからだ。これを古き良き時代と言うのだろうか?

筆者:前回の福島の支線巡りは楽しかったな!

Yカメ:初めて走るから何が待ち構えているか分からないし、ワクワクさせる期待感は大きいよな〜。

筆者:四駆ビギナーの頃のように、走りながら林道を探すという楽しみを再認識したいし、本当に楽しかった!

Yカメ:オレも二十代の頃を思い出して、感慨にひたったよ。

筆者:今回も支線巡りと言うか、マイナーな林道探し旅なんてどう?

Yカメ:いいね〜。それで行こう!

交通量が少ないためか道路脇の雑草が伸び放題で、緑の壁を作っている。ジムニーでもスクラッチが付くほど狭い。

Yカメは筆者と同い年で、これまた同じように昔から全国各地の林道や温泉巡りを楽しんでいる。そこで原点回帰ではないが、今回は地図に載っていない林道旅を計画することにした。
どんな結果になるかはまったく予想できない。もしかしたらダート1 mすら走れなかった…なんてこともありうる。

まぁそうなったら、
そうなったで仕方ない。予定通りにいかないのが旅というものだ。とりあえず、ふたりそれぞれにプランを立てることにした。そして数日後にプランを出し合ったところ、山岡カメラマンが候補に挙げたのは新潟県十日町市近辺であった。「おいおい、十日町に林道なんてないだろ?」。

新潟には多くの林道があった!?

一番最初に走った林道。開放感があり、十日町の街並みを見渡すことができる。気持ちの良いルートだ。

筆者には、バイクでほぼ日本全国の林道を走り回っていた新潟県在住の友人がいる。もちろん新潟県の林道も走り尽くしているのだが、そんな彼曰く「もう新潟にダートは、ほとんど残されていないよ〜」。故・田中角栄氏が政治家時代に新潟県の生活基準引き上げの一環として、大規模な道路整備を行ったため、ほとんどのダートは舗装されたという。だからYカメの口から『新潟県』の単語が出た時は、にわかに信じられなかったのだ。

筆者:オレは新潟に林道があるとは思っていない。友人も「まともに走れる林道はほぼ全滅した」と言ってたし。

Yカメ:でもGoogle Mapで調べたら、たくさんのダートを見つけたんだよ。通行止めされているかは分からないけどさ。

筆者:あ〜Google Mapで調べたのか? マジでそんなにダートがあるの?

路面は全体的にフラットダートで走りやすい。ただしコーナーが多く、道幅も狭いのでスピードは控えめに!

Yカメ:オレも意外だったんだ。そこで役場に確認したら「林道ですか? たくさんありますよ。地図のデータを送りましょうか?」って地図が送られてきたんだけど、確かに林道がたくさんあるんだよ。中には舗装路も含まれているみたいだけどさ。

その地図を見たら、たしかに『○○林道』の文字がたくさん記載されている。筆者が林道を探す場合、新潟県は念頭から除外していたから、俄然興味が湧いてきた。また親切に対応してくれた役所の人のためにもYカメプランを選ぶことに決定! そして「君のプランにしたから、宿選びも責任を持ってくれ!」と、全てのディレクションをYカメに一任したのであった。

助手席に座るYカメにナビを任せ 、筆者は言われるがままにJB23を走らせる。そしてワインディングを走っていると、左側に伸びているダートを発見!『進入禁止』や『立入禁止』の看板は見当たらないので、迷うことなく「行ってみるか!」と今回一本目の林道探索が始まった。

山間部に造られた田んぼの間を縫うように通っている。このように田んぼ用に造られた林道が非常に多かったのだ。
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