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ジムニーで行く林道旅
VOL.042
~福島県・林道手取線他~ 後編
~福島県・林道手取線他~ 後編

今回の旅は1日目に温泉巡り、2日目に林道アタックという計画を立てて大正解!
と言うのも、1日目はずっと雨が降っていたからだ。
やはり我々は天気に恵まれていることを再認識。
2日目は思っていた通り雨が止み、青空が顔を覗かせた。

いきなりエグいのが現れた!

タイヤの半分が埋まるほど深く掘られたワダチ。跨いで走らせないとデフをヒットさせてしまう。

目指す林道は、宿泊したペンション『バン・マリー』からすぐにアプローチできる、七ケ滝林道の支線だ。『バン・マリー』を出て10分もかからない内に林道の入り口に到着! 下調べ通りゲートやパイロンはなく、「通行禁止」の看板も立てられていない。遠慮なく走るぞ!

未舗装路になって5分も走らないうちに分岐となった。道の太さから判断するに右が本線のようなので、まずは左の細い道を進むと…。

筆者:おいおい、なんだこれ? すげ〜ワダチが深いぞ!

Yカメ:タイヤの半分が埋まるな。

筆者:これワダチに入れたら絶対にデフが当たるだろ!

Yカメ:まぁ、好きなように走ってくれや。

路面は思っていた以上に柔らかい。だから交通量が多いのではなく、単に雨で削られたようだ。この柔らかさならデフをヒットさせても心配はなさそう。それでも大きな石が埋まっているかも知れないので、ワダチを跨いでひたすら走る。

林道手取線は全線フラットダートで、路面整備が行き届いていた。支線も本来ならフラットダートだったのか?

途中でワダチがさらに深くなり、地図で確認したらすぐ先で行き止まりになっていたからUターン。いやいや、いきなり楽しませてもらったわ〜。もしかしたら他のルートも荒れているかも! これは期待できそうだ !!

ちなみに今走ってきた林道は『林道峠ノ沢線』で、分岐は『林道手取線』との合流地点だった。そこでそのまま『林道手取線』に乗り入れる。

『林道峠ノ沢線』よりも道幅は広くて、路面も整備されている。走りやすいダートだが、さきほどの深いワダチを経験したからはっきり言ってモノ足りない気分だ…。それでもしばらく走ると斜度がきつくなり、高度をグングン稼いでいく。これは素晴らしい景色が期待できるか !?

稜線に出て周囲の木々がなくなったところで、何気に後ろを振り向くと白い雪に覆われた山々がそびえている。なかなかの景色じゃないか! ほぼ無名の林道だが、今のところ期待以上に楽しませてもらっている。そしてそのピークがいよいよ訪れようとしていた。

これで通行止めじゃないの !?

大規模な土砂崩れ現場を乗り越える。ノーマルだと前後バンパーをヒットさせてしまうだろう。

その後も支線を見つけてはアタックすること数回。思っていた通り、奥へ進むほど道が荒れ出してきた。崖崩れのオンパレードで、道幅の半分以上が土砂で埋まっているのが当たり前の状態なのだ。そして遂に大規模な土砂崩れ現場が現れた。さすがにこれは撤退か?

山肌がさらに崩れる心配はなさそう。そして現場を歩いて確認したら何とか走れそうなのでチャレンジすることに! 倒木や大岩が埋まっているので腹下のヒットを避けながら、ジワジワと進む。もちろんトランスファーはLOWにシフトしている。

筆者:いや〜、楽しい! まさかクロカン遊びができるとは思っていなかったよ。

Yカメ:たまにはこれくらいのスリルを味わいたいもんな! 楽しいからって気を抜いてぶつけるなよ〜。

深いワダチでちょっとお遊び。凸凹を見るとつい進入したくなるのは、オフローダーの性!

筆者:ワザとヒットさせなきゃOK! 河野さんも「ジムニーだから林道でのキズは気にしないでください」と言ってくれてるしね! まぁ楽しませてもらうよ!!

無事に走り抜けたものの、その先にどうやってもどかせない大岩が塞いでいたので、結局はUターンすることに。そしてまたしてもやってしまった…。

Yカメ:今なんかイヤな音しなかった?

筆者:あっ、やっぱ聞こえた? フロントバンパーをやったかも?

クルマを降りて確認すると、フロントナンバープレートがグニャリ。前回に引き続き、またしてもバックした時に引っかけてしまったのだ。アピオさん、ごめんなさい。また曲げる可能性がありそうなので、取りあえず町に出るまでは曲げたままで走ることにした。

沢が増水して舗装路面を崩していた。水量が多かったら、渡るのに苦戦していただろう。

その判断は大正解。その後も路肩が崩れてジムニーでも走れないほどの道幅だったり、渡河だったり、大規模な土砂崩れに遭遇すること数回。最後は重機がなければ絶対に無理な土砂崩れに阻まれた。その道中もクロカン遊びできたのは言うまでもない。いや〜、ホントに楽しかった!

今回は「ビギナーでも楽しめる林道旅」という主旨とはかけ離れてしまったが、個人的には過去最高に楽しめたから良しとしよう! それにしても、あれほどまで荒れているのに、なんで通行止めになっていなかったのだろう? もしかしたら今は閉鎖されているのかな? だとしたらとってもラッキーな旅であった。

林道走行ではなく、気分はクロスカントリー! これだけ荒れた林道を走るのは久しぶりで、思わず熱くなってしまった。

塩原温泉郷にある『もみじの湯』。露天風呂のため大雨で温度が低くなっており、浸かったら寒くて出られなかった…。
湯ノ花温泉『石湯』の外観。内風呂だが野趣的でイイ雰囲気だ。
木賊温泉『露天岩風呂』は湯船がふたつに分かれている。こちらは『ぬるゆ』で、『あつゆ』はこれの3倍以上広い。
町の電気屋さんの店内から入る『天然温泉・里の湯』。素泊まりも受け付けている。
里の湯の泉質はオリーブ色で、やや濁っている。入湯料は350円と良心的だ。
『古町温泉・赤岩荘』の温泉は、鉄分を豊富に含んだ茶赤色が特徴。体が非常によく温まる。
赤岩荘は一般的な日帰り入浴施設。地元の人々に愛されているようで、駐車場は満車状態が続いていた。
五十里湖の湖畔にある食事処『湖畔亭 ほそい』の人気メニュー『かもそば』。これは絶品!
南会津町で数少ない喫茶店『こまつや珈琲店』。自家製チーズケーキが人気で、ランチメニューも豊富で評判が高い。
バン・マリーのディナー。前菜の『合鴨のサラダ』。ロースト具合が絶妙!"
スープの王道とも言える『オニオンスープ』。甘くて香りが良くて美味!"
メバルのムニエル・バルサミコ風味。焼き具合と塩加減が何とも素晴らしい。"
メインディッシュの『ローストポーク』。噛むほどに味がしみ出てきて、これまたひじょうに美味であった。"
デザートの『マルキーズとゆずのソルベ』。すべてお手製で、すべて美味しい。"
林道ではそこら辺にフキノトウが顔を出していた。空気と水がキレイだから、絶対に美味いだろう。"
16度の勾配なんて一般道では、まずあり得ない。路面がヌタヌタしていたら4駆でもLOWにしないと上れないかも?"
前回に引き続き、今回もナンバープレートを曲げてしまった…。もちろんあとで綺麗に直しましたよ!"
1m以上の土砂と6、7本の倒木に行く手を阻まれた。さすがにこれは越えられずに撤退した。"
なんとも珍しい『岩魚天丼』。湯西川温泉・清盛で人気のランチメニューだ。臭みがなくてホクホクしている。"
清盛では日帰り入浴も可能。内風呂に加えて露天風呂も備わっている。http://kiyomori.net/"