• 前の記事
  • 次の記事
12.08.02

ゼッケン:107 ドライバー:堂脇 勇 / ナビゲーター:森光 力

ゼッケン:107
ドライバー:堂脇 勇(左) / ナビゲーター:森光 力(右)

ジムニーで走るラリーの魅力に惹かれて…

ゼッケン107/堂脇号

神戸在住の堂脇さんがジムニーを愛車にしたのは2005年の8月のこと。理由は友人にジムニー乗りが多く、ジムニーが格好良かったから。納車後ピカピカのジムニーを見てタイヤハウスから見えるフレームが白であることが許せず、黒に塗ってしまったという。この世界にスタイルからやってきた、ごく普通のジムニーオーナーだったのだ。でも、ジムニーを手に入れればロシアンラリーに出られるかも知れない…そういう想いが漠然とあったという。

その後、'06年に国内で行われたロシアンラリーミーティングに参加。ここでAPIO尾上さんと運命の出会いを果たす。翌年のロシアンラリーにチームAPIOの一員として参加することを誘われたのがきっかけで、堂脇さんのカーライフは大きく変わって行くことになった。遊びながらジムニーを楽しみ尽くす尾上さんの考えに共感し、ジムニー道へどっぷり浸かって行くことになったのだ。

続いて堂脇さんが参戦したのはSSERのイベント。TDR、北海道3DAYS、九州3DAYSなど。四輪が参加できるイベントは総ナメにしたという。この間、NASCのジムニーラリーチャレンジにも8度出場。いずれもコマ図を使いながら助手席のナビゲーターと一緒に走るイベントばかり。堂脇さんはラリーの魅力にどんどん引き込まれていった。

足まわりはアピオのスーパーつよし君

そしていよいよモンゴルへ! 今年は例年よりお盆に連続して休みが取りやすく、大会の日程と上手く重なったこともあって出場を決意したという。ナビを依頼したのはAPIOスタッフの森光さん。以前にも一度SSERのイベントで組んだことがあり、森光さんその人に依頼したかったのだという。

森光さんにとっても堂脇さんは息の合う相手だったらしい。この依頼を快諾。休みを取って自費で参戦することにしたという。一見、APIOが会社として絡んでいそうに見えるカップリングだが、実は全くプライベートな参戦だったのだ。

ふたりの目標は兎にも角にも「完走」だ。リタイアせずにゴールすることだけを狙っている。それもそのはず、堂脇さんのジムニーは普段乗りの愛車。サスアームやコイルスプリング、ダンパーといった脚まわりにAPIOのパーツを使い、リアゲートをFRP化、ロールケージ等の安全装備も追加しているが、それ以外は特に強化ポイントもなく、街中を走っているコンプリートカーと変わらないコンディションと言えるのだ。

FIAのレースではないラリーモンゴリアでは高価な追加タンクも必要がなく、車内でジェリ缶を固定するだけでもいい。純正タンクの燃料が無くなれば、取り出して給油すればいいのだ。もとより、タイムを争う仕様ではない。

果たしてこのジムニーはモンゴルの大地を完走して帰ってこれるのか? 街乗りユーザーに近い仕様だけに興味の尽きないトライアルである。

インタビュー

ゼッケン:107
ドライバー:堂脇 勇
ナビゲーター:森光 力

  • 前の記事
  • 次の記事